日曜大工に無料の3DCAD、PTC Creo Elements/Direct Modeling Expressを使ってみる その4 [旅の小道具]
PTCさんが無料で提供している3DCAD、creo elements/direct modeling express(以下、この記事ではcreoと略します)を日曜大工向けに使ってみようと試行錯誤している様子を紹介しています。
前々回に、ワークプレーンに二次元図面として長方形を描くところを紹介しましたが、その際に、サイズは立体にした後で変更する、と紹介しました。
<ワークプレーンに二次元図面を描くところまでを紹介した記事>
今回はそのサイズの変更方法について記事にしておこうと思います。
立体図形のサイズを変更するための準備
前回、ワークプレーンに描いた長方形を引きだして立体にするところまでを紹介しました。
<ワークプレーンに描いた長方形を引きだして立体にするところまでを紹介した記事>
作成した立体の、サイズを変更したい稜線の上にマウスカーソルを持っていき、稜線をハイライトさせて、左クリックして現れるメニューの中から[Anno作成]を選択します。
このとき、ワークプレーンに描いた二次元図面と重なる稜線を選ぶと、[Anno作成]が表示されないようなので、ワークプレーン上にない稜線を選ぶのがコツかもしれません。
[Anno作成]を選ぶと、寸法線のようなものが引き出されるので、その寸法線のようなものを適当な場所まで引きだし、左クリックして寸法線の位置を確定させたあとで、緑チェックをクリックします。
この寸法線のようなものは、他のオブジェクトと重なる位置では確定できないようですので、他のオブジェクトと重ならないような位置に引きだして、その位置を確定させる必要があるようです。
立体図形のサイズを変更する
こうして作成した寸法線のようなものの、引き出したい側の矢印をクリックします。
すると、黄金の太い矢印が現れ、寸法値が変更できるようになるので、所望の寸法を入力して、緑チェックをクリックして、寸法を確定させます。
こうして、いい加減な寸法で作成した立体を所望の寸法にすることができます。
たとえば、89×38にしてみれば、日曜大工でおなじみの2×4材を作ることができます。
あとは、長さを適当な長さにして、このパーツを組み合わせていけば、2×4材での構造物の3D図が作製できる、はずです。
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前々回に、ワークプレーンに二次元図面として長方形を描くところを紹介しましたが、その際に、サイズは立体にした後で変更する、と紹介しました。
<ワークプレーンに二次元図面を描くところまでを紹介した記事>
今回はそのサイズの変更方法について記事にしておこうと思います。
立体図形のサイズを変更するための準備
前回、ワークプレーンに描いた長方形を引きだして立体にするところまでを紹介しました。
<ワークプレーンに描いた長方形を引きだして立体にするところまでを紹介した記事>
作成した立体の、サイズを変更したい稜線の上にマウスカーソルを持っていき、稜線をハイライトさせて、左クリックして現れるメニューの中から[Anno作成]を選択します。
稜線をハイライトさせ、Anno作成を選ぶ
このとき、ワークプレーンに描いた二次元図面と重なる稜線を選ぶと、[Anno作成]が表示されないようなので、ワークプレーン上にない稜線を選ぶのがコツかもしれません。
[Anno作成]を選ぶと、寸法線のようなものが引き出されるので、その寸法線のようなものを適当な場所まで引きだし、左クリックして寸法線の位置を確定させたあとで、緑チェックをクリックします。
寸法線のようなものを引きだします
この寸法線のようなものは、他のオブジェクトと重なる位置では確定できないようですので、他のオブジェクトと重ならないような位置に引きだして、その位置を確定させる必要があるようです。
立体図形のサイズを変更する
こうして作成した寸法線のようなものの、引き出したい側の矢印をクリックします。
引き出したい側の矢印をクリックする
すると、黄金の太い矢印が現れ、寸法値が変更できるようになるので、所望の寸法を入力して、緑チェックをクリックして、寸法を確定させます。
黄金の矢印と入力できるようになった寸法値
こうして、いい加減な寸法で作成した立体を所望の寸法にすることができます。
たとえば、89×38にしてみれば、日曜大工でおなじみの2×4材を作ることができます。
日曜大工でおなじみの2×4材の寸法にしてみました
あとは、長さを適当な長さにして、このパーツを組み合わせていけば、2×4材での構造物の3D図が作製できる、はずです。
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タグ:CAD
日曜大工に無料の3DCAD、PTC Creo Elements/Direct Modeling Expressを使ってみる その3 [旅の小道具]
PTCさんが無料で提供している3DCAD、Creo Elements/Direct Modeling Express(以下、この記事ではCreoと略します)を日曜大工向けに使ってみようと、手探り状態で使い方をマスターしようとしています。
前回までに、ワークプレーンに二次元図面を描くところまでできるようになりました。
<ワークプレーンに二次元図面を描くところまでを紹介した記事>
今回は、前回までに描いた二次元図面を引き出して、立体にするところまで挑戦したいと思います。
二次元図面をプルで引き出す
[Modeling]タブの中から、[プル]を選択します。
すると、先ほど描いた長方形に色がつき、なにやら矢印のようなものが図面中に表示されます。
この状態で、画面のどこかをクリックして、マウスをドラッグすると、長方形が引き出して立体にすることができます。マウスを動かして、所望の高さにしてもう一度クリックするか、キーボードから数値を入力して[Enterキー]を押して高さを決めてることもできます。
所望の高さにできたら、緑のチェックをクリックして、プル操作を完了させます。
ここでは単純な長方形を引きだしましたが、このプルという操作は、ワークプレーン上に描かれた図形を引きだすようで、このワークプレーン上に複数の形状を描くと、それがすべて引き出されるようです。
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前回までに、ワークプレーンに二次元図面を描くところまでできるようになりました。
<ワークプレーンに二次元図面を描くところまでを紹介した記事>
今回は、前回までに描いた二次元図面を引き出して、立体にするところまで挑戦したいと思います。
二次元図面をプルで引き出す
プルツールを選択する
[Modeling]タブの中から、[プル]を選択します。
プルで立体に引きだす
すると、先ほど描いた長方形に色がつき、なにやら矢印のようなものが図面中に表示されます。
この状態で、画面のどこかをクリックして、マウスをドラッグすると、長方形が引き出して立体にすることができます。マウスを動かして、所望の高さにしてもう一度クリックするか、キーボードから数値を入力して[Enterキー]を押して高さを決めてることもできます。
プルを終了させます
所望の高さにできたら、緑のチェックをクリックして、プル操作を完了させます。
ここでは単純な長方形を引きだしましたが、このプルという操作は、ワークプレーン上に描かれた図形を引きだすようで、このワークプレーン上に複数の形状を描くと、それがすべて引き出されるようです。
ワークプレーンにこんな図を描いてプルすると
こんな立体が得られます
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タグ:CAD
日曜大工に無料の3DCAD、PTC Creo Elements/Direct Modeling Expressを使ってみる その2 [旅の小道具]
PTCさんが無料で提供している3DCAD、Creo Elements/Direct Modeling Express(以下、この記事ではCreoと略します)を日曜大工向けに使ってみようと思います。
Creo自体はとても多機能なのですが、多機能ゆえ、CADシロウトの私にはとっつきにくいところがありました。かつて一度使ってみたことがあったのですが、しばらく使っていなかったので、すっかり使い方を忘れてしまっていて、今回、基本的なことを使えるようになるまでだいぶ悪戦苦闘してしまいました。
そこで、次回また使うときに、イチから悩まないでよいように、日曜大工に使いそうな、基本的な機能の使い方を記事にしておこうと思います。
Creoのダウンロードとインストール
Creoを使うには、まずはCreoをダウンロードしてインストールする必要があります。ダウンロードにはPTC.comのアカウント作成が必要です。たまにPTCさんからメールが届くくらいで、それほどデメリットは感じていません。
私は以前にインストールを済ませていますので、ダウンロードやアカウント作成、インストールの手順などは、ここでは割愛します。
現時点ではCreoのバージョンな6.0となっているようですが、私がインストールしたときはバージョンが4.0だったので、ここでは4.0を用いて説明します。きっと使い方に大きな違いはないものと思います。
Creoの起動
Creoを起動すると、まずは下のようなウィンドウが開くと思います。
上の画像の赤枠で囲った領域に、図を描いていくことになります。
水色の四角が”ワークプレーン”と呼ばれる作業平面です。
Creoでの作業は、このワークプレーン上に二次元の図面を描いて、それをボコッと引き出して、立体にするという作業を繰り返していく、というイメージで作業を進めていくとわかりやすいかと思います。
視点を変える
平面図を描きやすいように、ビュー方向を-Z方向に変えてみます。
上に並んだタブの中から[ビュー]を選び、その中から[ビュー方向]の右の下向きの矢印みたいなマークをクリックすると現れるメニューから、[-Z]を選択します。
長方形を描く
次に、このワークプレーンに長方形を描いてみます。
[Modeling]タブを選択し、その中から、長方形を選択します。
ワークプレーンで二点を指定すると、ワークプレーン上に黒い長方形が描かれたと思います。そうしたら、左下の[緑のチェックマーク]をチェックして、長方形の描画を終了します。
ここでの長方形の大きさは、望む大きさになっていなくても構いません。立体に引きだした後で変更できるからです。
逆に、二次元図のまま、寸法を変更する方法が見つけられていないのですが、立体に引きだした後で変更すればいいので、よしとします。
次はこれを引き出して直方体にしてみたいと思います。
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Creo自体はとても多機能なのですが、多機能ゆえ、CADシロウトの私にはとっつきにくいところがありました。かつて一度使ってみたことがあったのですが、しばらく使っていなかったので、すっかり使い方を忘れてしまっていて、今回、基本的なことを使えるようになるまでだいぶ悪戦苦闘してしまいました。
そこで、次回また使うときに、イチから悩まないでよいように、日曜大工に使いそうな、基本的な機能の使い方を記事にしておこうと思います。
Creoのダウンロードとインストール
Creoを使うには、まずはCreoをダウンロードしてインストールする必要があります。ダウンロードにはPTC.comのアカウント作成が必要です。たまにPTCさんからメールが届くくらいで、それほどデメリットは感じていません。
私は以前にインストールを済ませていますので、ダウンロードやアカウント作成、インストールの手順などは、ここでは割愛します。
現時点ではCreoのバージョンな6.0となっているようですが、私がインストールしたときはバージョンが4.0だったので、ここでは4.0を用いて説明します。きっと使い方に大きな違いはないものと思います。
Creoの起動
Creoを起動すると、まずは下のようなウィンドウが開くと思います。
Creoを起動した直後の画面
上の画像の赤枠で囲った領域に、図を描いていくことになります。
水色の四角が”ワークプレーン”と呼ばれる作業平面です。
Creoでの作業は、このワークプレーン上に二次元の図面を描いて、それをボコッと引き出して、立体にするという作業を繰り返していく、というイメージで作業を進めていくとわかりやすいかと思います。
視点を変える
平面図を描きやすいように、ビュー方向を-Z方向に変えてみます。
見る方向を変える
上に並んだタブの中から[ビュー]を選び、その中から[ビュー方向]の右の下向きの矢印みたいなマークをクリックすると現れるメニューから、[-Z]を選択します。
長方形を描く
次に、このワークプレーンに長方形を描いてみます。
ワークプレーンに長方形を描きます
[Modeling]タブを選択し、その中から、長方形を選択します。
ワークプレーンで二点を指定すると、ワークプレーン上に黒い長方形が描かれたと思います。そうしたら、左下の[緑のチェックマーク]をチェックして、長方形の描画を終了します。
ここでの長方形の大きさは、望む大きさになっていなくても構いません。立体に引きだした後で変更できるからです。
長方形が描けました
逆に、二次元図のまま、寸法を変更する方法が見つけられていないのですが、立体に引きだした後で変更すればいいので、よしとします。
次はこれを引き出して直方体にしてみたいと思います。
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タグ:CAD