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赤城から沼田へ~最後となってしまったツーリング [旅の足跡]

 すっかり寒くなってきました。

 例年ですと、この時季はまだツーリングに出かけていたように記憶していますが、こんな寒い中、よく走りまわっていたものだと、われながら感心してしまいます。



 わが愛馬SRX号で転倒してしまったため、バイクで駆け回る生活からは離れることとなってしまいましたが、心の傷も、身体の傷も、ようやく癒えてきたような今日この頃です。

 今回は、最後のツーリングとなってしまった秋の赤城ー沼田ツーリングを思い返してみました。

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赤城での一コマ

 関東での紅葉シーズンを迎えようとしていた10月、友人との秋のツーリングを待ち切れず、ふらっと群馬の自然の中へ駆け出してきたのでした。

 関越道を北上し、群馬県へ。

 前橋ICで関越道を下りて、R17-県道4号を辿って、赤城山の南麓を走るR353に入ります。

 R353を東に行くと、R353沿いに「道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡」が見えてきたので、ちょっと一服。まだ朝早く、牧場は開いていませんでしたが、青い空を背景に緑の芝の丘に立つ風車が、なんとも気持ちのいい朝でした。

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「道の駅ぐりーんふらわー大胡」にて

 「道の駅ぐりーんふらわー牧場・大胡」を後にして、R353をさらに東に進み、交差する県道16号を左折して北上します。

 しばらく行くと、赤城神社が見えてきました。赤城神社は赤城山の山頂にもあるので、ここは下社のような位置づけなのでしょうか。旅の安全を祈念してお参りを済ませ、再び県道16号を北上します。

 道は細いワインディングになり高度を上げていきます。

 県道16号を上り切り、ぶつかった県道70号を左折すると、赤城大沼に到着します。

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赤城大沼

 軽く昼食を済ませ、赤城神社は駐車場が大混雑だったのでお参りはせずに(これがいけなかったのか?)、県道251号を北上し、赤城山を下っていきました。

 薗原湖の脇を抜け、馴染み深いR120に合流、R120を西に向かい、「道の駅 白沢」で一服した後は、関東の道の駅でも有名な「道の駅 川場田園プラザ」に向かいました。

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「道の駅 白沢」で一服

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「道の駅 川場田園プラザ」で一服

 着いた頃はちょうどお昼時で、ツーリングを楽しむ人たちや家族連れで大賑わいでした。

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家族連れで賑わう「道の駅 川場田園プラザ」

 私はといえば、まだまだ走り足りないので、以前、ゴルフ号でも走ったことのある「利根沼田望郷ライン」を駆け抜けるべく、休憩もそこそこに愛馬SRX号に跨ったのでした。

 こうして「利根沼田望郷ライン」を西に向かい、三峯山をくぐるトンネルを抜けた後の下り、自分の他には誰もいない、まだ紅葉には早い緑の中を、あまりにも快適に流れているものだから、いつもの自分のペースよりちょっと速いなとは思いながらも、駆け抜けていた矢先でした。

 先のコーナーの路面が濡れていたので、ちょっと減速しておこうと軽~くブレーキをかけただけのつもりだったんですけどね。ハンドルをゴキンととられてゴロゴロゴロとなってしまったのでした。

 前後に誰もおらず、他の方の迷惑にならなかったのは本当に幸運でした。

 赤城神社の下社にお参りしたことで、調子に乗っていたにも拘らずこの程度で済ませてもらえたのかな。

 意識は飛んでいなかったと思うので、すぐに立ち上がり、道の端に避けました。SRX号はそのまま流れて道を外れた山肌に横たわっていました。こちらを向いていたSRX号のヘッドライトが、不甲斐ない私に何か言いた気なようなあの光景は、きっと忘れることはないでしょう。

最後のツーリングとなってしまった赤城山-沼田ツーリングのルートマップ


 本当はこのあと、水上から草津に抜けて、榛名山を走り、秩父へ抜けてと、峠三昧のツーリングを楽しむつもりだったんですけどね。

 体が万全になって、SRX号も完全になって、家族の理解も得られる日がきたら、ふたたびSRX号と共に、自然の中に駆け出したいと思います。



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