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日曜大工に無料の3DCAD、PTC Creo Elements/Direct Modeling Expressを使ってみる その2 [旅の小道具]

 PTCさんが無料で提供している3DCAD、Creo Elements/Direct Modeling Express(以下、この記事ではCreoと略します)を日曜大工向けに使ってみようと思います。

 Creo自体はとても多機能なのですが、多機能ゆえ、CADシロウトの私にはとっつきにくいところがありました。かつて一度使ってみたことがあったのですが、しばらく使っていなかったので、すっかり使い方を忘れてしまっていて、今回、基本的なことを使えるようになるまでだいぶ悪戦苦闘してしまいました。

 そこで、次回また使うときに、イチから悩まないでよいように、日曜大工に使いそうな、基本的な機能の使い方を記事にしておこうと思います。



Creoのダウンロードとインストール

 Creoを使うには、まずはCreoをダウンロードしてインストールする必要があります。ダウンロードにはPTC.comのアカウント作成が必要です。たまにPTCさんからメールが届くくらいで、それほどデメリットは感じていません。

 私は以前にインストールを済ませていますので、ダウンロードやアカウント作成、インストールの手順などは、ここでは割愛します。

 現時点ではCreoのバージョンな6.0となっているようですが、私がインストールしたときはバージョンが4.0だったので、ここでは4.0を用いて説明します。きっと使い方に大きな違いはないものと思います。

Creoの起動

 Creoを起動すると、まずは下のようなウィンドウが開くと思います。

cad_creo_01.jpg
Creoを起動した直後の画面

 上の画像の赤枠で囲った領域に、図を描いていくことになります。

 水色の四角が”ワークプレーン”と呼ばれる作業平面です。

 Creoでの作業は、このワークプレーン上に二次元の図面を描いて、それをボコッと引き出して、立体にするという作業を繰り返していく、というイメージで作業を進めていくとわかりやすいかと思います。

視点を変える

 平面図を描きやすいように、ビュー方向を-Z方向に変えてみます。

cad_creo_02.jpg
見る方向を変える

 上に並んだタブの中から[ビュー]を選び、その中から[ビュー方向]の右の下向きの矢印みたいなマークをクリックすると現れるメニューから、[-Z]を選択します。

長方形を描く

 次に、このワークプレーンに長方形を描いてみます。

cad_creo_03.jpg
ワークプレーンに長方形を描きます

 [Modeling]タブを選択し、その中から、長方形を選択します。

 ワークプレーンで二点を指定すると、ワークプレーン上に黒い長方形が描かれたと思います。そうしたら、左下の[緑のチェックマーク]をチェックして、長方形の描画を終了します。

 ここでの長方形の大きさは、望む大きさになっていなくても構いません。立体に引きだした後で変更できるからです。

cad_creo_04.jpg
長方形が描けました

 逆に、二次元図のまま、寸法を変更する方法が見つけられていないのですが、立体に引きだした後で変更すればいいので、よしとします。

 次はこれを引き出して直方体にしてみたいと思います。


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タグ:CAD
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