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シフターの修理 [旅の相棒 マウンテンバイク]

 すっかり秋めいてきた今日この頃。自然の中に駆け出したいところですが、なかなか時間が取れず、今回はMTBの修理を行なってみました。

 私の20年来の旅の相棒であるアラヤのMTBですが、随分前からシフターの調子が悪く、ギアチェンジができたりできなかったりしていました。

 シフターのレバーを押しこんでも、本来あるはずのクリック感がなく、レバーがスカスカしてしまって、ギアチェンジのためのラッチ動作が行なわれていないような感じでした。

 ラッチするパーツが折れてしまったのではないかと思い、シフターを交換しようと思ったのですが、シフターも古すぎて、最近のシフターと互換性がなさそうでした。

 コンポーネントの全交換を覚悟して、近所の自転車屋さんに持ち込むと、どうやらこういった症状はよく見られる症状だそうで、ラッチの部品が壊れたわけではなく、グリスが古くなって動作が渋くなって引き起こされていることが多いとのことでした。

 この自転車屋さんで修理してもらって、軽快にシフトチェンジができるようになっていたのですが、数カ月前からまたスカスカとシフトチェンジが空振るようになってしまっていたのでした。

 今回はダメもとで自分で直してみることにしました。

 シフター裏のカバーを外すと、シフターの機構が見えてきます。レバーでギアを回転させて、ラッチ用の部品で、ギアの戻りを止める、そんな機構になっているようです。

bicycle_shifter_00.jpg
ラッチ用のツメ

 上の写真の緑で囲った部品がラッチ用のツメのようで、このツメの動きが渋くなっていて戻らなくなっていて、ギアの回転を止めることが出来なくなっているようでした。

 そこで、このツメの支点をパーツクリーナで洗浄して注油して、ツメの動きがスムーズになることを確認して、シフターのカバーを組み付けて、完成。

 レバーを押しこむと、キチキチと気持ちよくギアの回転に伴うラッチ用のツメの音が聞こえ、無事、変速できるようになりました。

 これでまだまだ、このMTBに乗り続けることが出来そうです。


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タグ:自転車 修理
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