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R352奥只見樹海ラインツーリング [旅の足跡]

 残暑もすっかりなりをひそめ、紅葉の便りもちらほらと聞こえて来出した先週末、久々にツーリングに出かけてきました。

 行先は、奥只見湖。そしてその周囲を走るR352から、R121、R400と乗り継いで、新潟から那須に駆け抜けるルートです。

ルートラボで見る旅の足跡

 小出ICまでは、1000円高速で渋滞の関越道をひた走ります。湯沢ICを過ぎたあたりから、周囲の景色に黄金色の稲穂が目立つようになります。こういう景色を見ていると、なんだか心が落ち着くなぁ。

 小出ICにて関越道を下りますが、新潟方面の空はどんよりとしており、なんだか雨が降り出しそうな予感。しかし、進行方向にあたる福島方面の天気予報は晴れとのことなので、それを信じて、奥只見湖へ進路を取ります。

 R352を走るとすぐに、道は山岳道路の様相を呈してきます。このR352、以前は二輪車通行禁止区間だったそうで、さらにその前は、午前と午後で方向が切り替わる一方通行道路だったとのこと。センターラインのない1.5車線程の道路なので、自動車のすれ違いが難しいことがその理由だと思われますが、それならむしろ二輪車こそ通行できるようになってもよさそうですが、それはそれ、やっぱり二輪の方が事故が多かったのかもしれませんね。

 この山道をぐんぐん上って行くと、やがて枝折峠に到着します。

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枝折峠

 この枝折峠は、百名山の一つである越後駒ヶ岳の登山口になっているようで、駐車場には車がいっぱい停まっていました。

 枝折峠に着くころには、先ほど遠くに見えていた雨雲が急速に近づいてきており、峠からの眺望は望むべくもなく、ポツリポツリと雨が落ちてきたので、急いで峠を後にしました。

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国道といえどもこんな細い道が続くR352

 枝折峠を越えると、道は一気に高度を下げ、奥只見湖へと続きます。雨雲は峠を越えて追ってくる様子もなく、ここからは気持ちのいいツーリングとなりました。

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奥只見湖

 奥只見湖は、まだ見渡す限りの紅葉というには遠く、ぽつぽつ色づき始めた、といったところ。それでも、奥只見湖の湖岸に沿って走る道路を自然に囲まれながら駆け抜けると、日頃のストレスなどは一気に吹き飛んでしまうほど爽快です。
 
 また、このR352は”洗い越し”があるのでも知られている国道です。洗い越しとは、川が道路の上を流れている道路のこと。普通は川の上に橋を架けて道路を通すもんですが、橋を架けずに、道路上を水が流れて横切っているわけです。まあ、大きな水たまりが道路にあるようなもんですかね。ただこの洗い越し、場所によっては川が流れる部分だけ窪ませてあったりするので、車高の低い車だと、十分に減速してから通過しないと、車の腹を路面にぶつけることになると思いますので、注意が必要かも。

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あれが越後駒ヶ岳かな?

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すすき

 新潟-福島の県境を越え、尾瀬に入ると、こちら側はもう紅葉が始まっていて、黄色や紅に色付いた木々のトンネルを潜り抜けるツーリングが楽しめました。

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モーカケの滝

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美しい紅葉

 檜枝岐温泉で”裁ちそば”なるお蕎麦を食べ、木賊温泉で岩風呂に浸かった後、R121、R400と繋いで、東北道にて帰路に着きました。

 500km近いツーリングでしたが、今回のツーリングはそれほど疲れを感じずに終えることが出来ました。これは岩風呂の湯のお蔭なのかな?


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